亀山市議会 2020-12-09 令和 2年12月定例会(第4日12月 9日)
それでもう一つ、私、コロナ禍で考えさせられたのは、国と地方が一体で推進してきた効率重視の施策というものがございます。これはよく新自由主義というような言葉で言われますけれども、政府の社会への介入は最小限にして、全て市場原理に委ねて、公的サービスを縮小して自己責任をという、こういうものであります。
それでもう一つ、私、コロナ禍で考えさせられたのは、国と地方が一体で推進してきた効率重視の施策というものがございます。これはよく新自由主義というような言葉で言われますけれども、政府の社会への介入は最小限にして、全て市場原理に委ねて、公的サービスを縮小して自己責任をという、こういうものであります。
この中に、津市の障害者団体が一番不安に思い要望してみえること、昨年請願も採択されたところですが、この小規模作業所の2年間という期限つきでしかも応益負担を初め、効率重視、月額報酬の見直しなど、通所者が行き場がなくならないよう、移行ではなく、存続できるように市の方から国・県へ働きかけてほしいと強く要望されております。市の力で県・国を動かしていただけないでしょうか。
つまり、役所の機構は依然として中央集権時代ならうまく機能するであろうと効率重視型の縦割り型になっております。しかし、その組織体系では、例えば、景観行政であるとか都市計画にかかわること、環境行政、教育行政など、さまざまな局面で対応し切れない。もう少し横つながりの組織になっていかないと市民の期待にこたえる自治体にはならないのではないか。
すなわち職員一人一人の意識,そしてサービス重視,簡素,効率重視の組織風土を基軸とした改革が求められているのではないかなと感ずるところでございます。その意味において,この3年間の行政改革は,行政体制整備を中心とした内なる改革が主なものとなり,行政運営の部分に深く踏み込んでおりませんでした。